人はなぜ集団になると怠けるのか「社会的手抜き」の心理学 (中公新書) epubダウンロード無料

人はなぜ集団になると怠けるのか「社会的手抜き」の心理学 (中公新書)

strong>本, 釘原直樹

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によって 釘原直樹
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人は集団で仕事をする。しかし集団になると人は怠け、単独で作業を行うよりも一人当たりの努力の量が低下する。これを「社会的手抜き」という。例えば非効率な会議や授業中の問題行動、選挙の低投票率、スポーツの八百長などは「社会的手抜き」の典型である。本書では、このような「手抜き」のメカニズムを、多様な心理学的実験の結果から明らかにしていく。その防止策とは、はたまた功罪とは。リーダー・企業人必読書。
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本書は社会的手抜きについて様々な研究手法を使用し、また様々な視点からアプローチしている。取り上げられている現象も様々で、プロ野球のホームアドバンテージ、相撲の八百長、カンニング、投票率、真珠湾攻撃時のアメリカ側から見た意思決定の問題、列車内での暴行を見逃した乗客集団など、どの事例も話のタネになるようなものばかりである。研究手法も実証的でかつ堅実な方法が用いられており、綱引きによる集団実験から、膨大な統計データを用いた事例研究もある。そのような研究結果を踏まえて、社会的手抜きに対する対応策についての提案もなされている。この部分はいささか常識に近いようなことが述べられているきらいがないとは言えないが、その中で「破れ窓理論」を取り上げ、一部の破れ窓やごみの散乱がさらなる都市の荒廃を誘発する負の連鎖が生じる現象を取り上げている。そしてそれを止めるための手法として例えば、目のポスター掲示や鳥居の設置を行うことによる、内的評価可能性の触発を提案している。さらに社会的手抜きの存在自体の意義も認め、手抜きをする人の存在が、集団を安定させ存続させる役割を果たしていることも強調している。このように本書は社会的手抜きの負の側面だけでなく、ポジティブな面についても触れられており、この現象に関して、広く、かつ深く洞察していると言える。

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